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簡易電源車

この電源車は、工事現場なんかでよく見かける可搬型空冷ディーゼル発電機をそのまま載せているんです。
でも、「なんだ、ただ発電機を載せただけなの?」と思ったら大間違いなんです!

発電機は発電の際に大量の熱を発生させるのですが、実はこの発電機って熱にとても弱いので、熱対策が肝心なのです。
特に、今回は空冷式発電機を流用しているので、冷気を吸入し、熱を帯びた排気は素早く庫外へ排出させないとならないのです。

一方、可搬型発電機は騒音がかなりなモノなので、その防音対策の為にはなるべく密閉した方がイイんです。

この熱対策と防音対策の相反する問題をバランス良くクリアするため、庫内の床側からフレッシュエアを取り込み、両左右のフィンから熱気を排出させることで、淀みない空気の流れ道をつくりながら、可能な限り音が庫外へ漏れる箇所を減らし、騒音レベルを劇的に軽減させることにも成功させました。

一般的な可搬型発電機を流用していますので、専用の電源車を製作するのに比べれば、コストも格安。
しかも、名前は“簡易型”ですが、電源車として十分な発電量と運用性を兼ね備えております。

野外コンサートやイベント会場の電源として、陰でこっそり活躍しております。

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