ひよこ運搬車
ひよこ運搬車とは、その名の通りひよこを運ぶ車で、孵卵場( 卵をひなに孵化させる場所) から育雛場( ひなを育てる場所)へ、ひよこを運ぶことがひよこ運搬車の役割です。
ひよこは生き物なので当然酸素を消費します。
そのため、外から新鮮な空気を入れる必要があります。
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一方で、ひよこは成鳥に比べてとてもデリケートで、環境温度に対応した体温調節がまだ上手くできないので、真夏や真冬にそのまま外気を導入してしまうと、適温を維持できずにひよこが死んでしまうことがあるんだそうです。
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そこで、今回は空調機を設置し、冬には空気を暖め、夏には空気を冷やし、季節に合わせて適当な温度で空気が循環できるようにいたしました。
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庫内のどこでも均一な風量と温度を保てるよう、ダクトの配置やファンの設定には相当な時間の検証を行い、工夫を施しました。
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また、これまでの空気取り入れ口は手動操作でしたが、今回は電動で開閉が出来るようになり、ドライバーさんの手間を省くこともできました。
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ひよこが快適に過ごせるよう、最大限の配慮をするとともに、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、操作性や安全の向上にも努めました。