給飼車
牛って草ばっかり食べてるイメージがありますよね？
でも、良い牛を育てる為には、草だけではダメなんだそうです。
青草、乾草、草やトウモロコシなどを乳酸発酵させたサイレージなど、繊維質を多く含んだ粗飼料と、穀類・糟糠類・油粕などの濃厚飼料、さらにはミネラルやビタミン、その他の添加物などをバランス良く配合して、牛の生育に最適な養分要求量に合致したエサを供給する必要があるんだそうです。
この給飼車は、本部でバランス良く配合した飼料を、まとめて数軒の酪農家へ巡回訪問して給飼を行います。
給飼作業はキャビン内の操作ボックスで操作が可能。
イチイチ車外へ出る必要が無く、運転者ひとりで全ての給飼作業が完結します。
この給飼車を活用すれば、酪農家は自前で餌を配合する機械等を揃える必要がなくなり、さらに給飼作業もこの給飼車がやってくれるので、酪農家のコストと労力をグッと軽減させることができるのです。
競争社会を迎える日本の酪農を、ヤシカ車体はこのような車両の開発で側面から応援いたしております。
