お客様インタビュー
空港地上支援機材を専門に取り扱う大手企業グループ
TLDJAPAN 様(2021年6月掲載)
今回は、TLDJAPAN 代表取締役 竹内良一様に取材のご協力を頂き、様々なお話をお伺いしてきました!
御社はどのような会社ですか?
当社TLD JAPANは、フランスに本社があるTLD Groupの日本法人で、各種GSE※を日本の各航空会社様、グランドハンドラー様等に販売・サービスを提供しております。TLD Groupは世界9か所の工場で各種GSEを製造し、世界40か所以上の販売・サービス拠点を有し、世界最大のシェアを誇っております。これまでは、ディーゼルエンジン搭載車両が中心でしたが、時代のニーズに合わせ最近はエンジンに替わり電動車両の製造、販売に力を入れています。また自動運転のトーイングトラクターの販売にも注力しております。
※GSE:Ground Support Equipment(航空機地上支援機材)。空港に於いて航空機のハンドリングを支援する特殊車両の総称。
エアスターター車の架装を依頼したきっかけを教えて下さい!
エアスターター架装用のトラックとしていすゞ製のトラックを採用しておりますが、トラックへの架装作業につきいすゞ自動車首都圏株式会社特装販売部様から貴社を推薦いただいたことがきっかけです。以来かなりの台数の架装作業をお願いしておりますが、丁寧かつ迅速な作業に感謝しております。また、お客様からも高く評価いただいております。
御社の強みを教えて下さい!
弊社のサービスエンジニアは、世界各地の工場で直接教育を受けているため、数多くの弊社製品を熟知しております。昨年来の新型コロナの影響で海外出張が難しいためWEBでトレーニングを受けており、知識をアップデートしております。弊社製品は一部の例外を除きほとんどの種類のGSEが提供可能であることから、お客様は one stop shopping が可能です。また、製品の電動化にいち早く取り組み、欧州や中国の主要空港に電動製品を大量に納入済みです。
今後の展望について教えて下さい!
脱炭素社会に向けて、日本の空港でも電動機材の導入が必要になってきますが、残念ながら日本の空港インフラストラクチャーは電動に対応しておりません。弊社としては、インフラの準備が出来次第、あらゆる電動製品を販売できるよう、製品ラインアップを増やし、品質に磨きをかけております。